普蔵寺

吉峰寺にて首座法戦式

過日10月27日、福井県永平寺町の吉峰寺にて、首座法戦式が行われました。

吉峰寺は、曹洞宗開祖道元禅師が、永平寺開山前にご修行をされていたお寺であり、曹洞宗にとって大変ゆかりの深いお寺です。その吉峰寺とこの度ご法縁を頂き、永平寺監院老師を法師として、当山次男詳元が首座を務めさせて頂くこととなりました。

「首座法戦式」とは、お釈迦様がその弟子、迦葉尊者に説法をしたのが始まりとされ、法師が弟子の修業が熟したとみなし、修行僧のリーダーである首座を任命し、法や悟りに関する問答をいくつか取り交わす儀式です。一人前の僧侶になるために欠かせない儀式の一つであります。

当日は本山永平寺からも多くの諸老師方、修行僧の仲間たちが応援にかけつけ、詳元にとっても普蔵寺にとっても大変ありがたい法要となりました。大役を務めた本人も、法要後には緊張から解放されホッとした様子でした。

次の2月で本山へ入って丸4年が経とうとしています。永平寺の中ではだいぶ先輩になりました。首座の任でもあるように、少しでも後輩たちの手本になるように悔いのない修行生活を送ってもらい、修行を終えるその時にはどうか胸を張って普蔵寺に帰ってきてほしいものです。

 

 

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